東京、有楽町の東京国際フォーラムで、毎年ゴールデンウィーク中に開催される、クラシックの一大音楽祭。毎回、テーマとなる作曲家、またはジャンルを設定している。3回目となる2007年のテーマは「民族のハーモニー」で、5月2日から6日まで開催された。「ラ・フォル・ジュルネ」とは、フランス語で「熱狂の日」の意味。音楽プロデューサーのルネ・マルタンが、1995年にフランスのナント市で始めた、地域密着型の音楽祭で、ポルトガルのリスボンや、スペインのビルバオなどにも広がっている。一流のアーティストを集め、1公演45分ほどの演奏会を、朝から深夜まで、東京国際フォーラムの7カ所の会場を使い、料金も1500円から3000円と、クラシック音楽としては安いのが魅力。5日間で約300公演行われる。ちなみに05年の第1回テーマは「ベートーヴェンと仲間たち」で約32万人、06年の第2回は「モーツァルトと仲間たち」で約70万人の来場者があった。