滋賀県彦根市で2008年6月から行われている「井伊直弼と開国150年祭」の一環として開催されるイベント、「ゆるキャラまつりin彦根 ~キグるミさみっと2008~」のこと。同年10月25日~26日に、彦根市中心市街地商店街の周辺で行われる。07年に開催された「国宝・彦根城築城400年祭」のイメージキャラクターとして誕生し、全国的な人気を博しているゆるキャラの代表格「ひこにゃん」が、全国各地で話題となっているゆるキャラたちを招待し、それぞれの着ぐるみが一堂に会するという企画。「ひこにゃん」のライバルとして生まれ、戦国武将の島左近をモチーフにした「しまさこにゃん」、インパクトのあるデザインで賛否両論を呼んだ奈良の「平城遷都1300年祭」マスコットキャラクター「せんとくん」、対抗して奈良の仏教団体が考案した「なーむくん」、ベストセラーとなった腐女子マンガ「となりの801ちゃん」(小島アジコ著)のモデルとなったことで知られる京都市御薗橋801商店街の「801ちゃん(やおいちゃん)」、ゆるキャラの元祖ともいわれる鳥取県のカリスマゆるキャラ「トリピー」、富山県高岡町の加賀藩2代目藩主前田利長をモチーフにした「利長くん」などなど、40以上のキャラたちが次々に参加に名乗りを上げており、この機会にそれぞれの地域やイベントを全国にアピールしようと、関係者たちは意気込んでいる。