阪急東宝グループが募集する新人女優オーディション。1984年を皮切りに3~6年ほどの間隔で不定期に開催されてきたが、2010年6月21日、5年ぶりに第7回が実施されることが発表された。東宝創立50周年記念としてスタート。第1回グランプリには沢口靖子が選ばれた。以後、水野真紀(第2回審査員特別賞)や長澤まさみ(第5回グランプリ)などを輩出。映画や舞台を中心に活躍する「真の女優」発掘をうたっている。当日、東京・お台場のシネマメディアージュで開かれた記者会見には、スカウト部長として水野、スカウト係長として長澤も登場。スクリーンに映し出されたオーディション時の自分たちを眺めながら、当時の思い出などを語った。2人は特別審査員として審査に加わる予定。募集期間は10年7月1日~9月6日で、携帯・PC・郵送のいずれでも受け付ける。今回の審査は従来の1次審査(地区予選)、2次審査に加え、これまでになかった新しい試みとして「合宿審査」や「ウェブ審査」を行い、11年1月下旬にグランプリが決定する。