ミシュランガイドは、フランスのタイヤメーカーのミシュラン社が、1900年のパリ万国博覧会を機に、創刊したレストランやホテルのガイドブック。これまで21カ国のガイドが発行されているが、2007年11月22日に、アジアでは初となる「ミシュランガイド東京2008」が発売された。星の数で格付けすることで広く知られるが、レストランで提供される料理に関して、最高の三つ星は、「そのために旅行する価値がある卓越した料理」に付けられる。11月19日には、「東京版」の内容が公開され、三つ星に8店、二つ星に25店、一つ星に117店の、合計150店が選ばれた。「東京版」の発売日には、都内の書店を中心に、売り切れが相次いだ。また、東京のレストランが獲得した星の総数が、「本家」のパリ、ニューヨークに比べて多いことなどから、評価基準については、評論家から一般消費者まで、様々な意見がメディアをにぎわせ、注目の高さがうかがわれた。