2010年10月から11月にかけて日本で開催された、2010女子バレーボール世界選手権(2010世界バレー)で銅メダルを獲得した、真鍋政義監督率いるバレーボールの日本女子代表のこと。日本は同年11月13日の準決勝ではブラジルに敗れたが、14日の3位決定戦では、世界ランキング2位で格上のアメリカにフルセットの末3-2で勝利、1978年の旧ソ連大会以来32年ぶりとなるメダルを獲得した。日本は第1セットを先取されるも、第2セット途中から22歳のWS(ウィングスパイカー)石田瑞穂を起用して流れを変え、試合を通して28得点を挙げたエースのWS木村沙織をはじめ、代表歴13年のベテランで159センチの司令塔、セッターの竹下佳江、フランスリーグで腕を磨き、現在はアゼルバイジャン1部リーグでプレーするリベロの佐野優子、電撃的な結婚、出産を経て今年5年ぶりに代表復帰したMB(ミドルブロッカー)山本愛(旧姓・大友)らの活躍で、逆転勝利を挙げた。国際バレーボール連盟(FIVB)が同年11月17日までに発表した女子の世界ランキングで、日本は前回の5位から世界ランキングが導入されてからは最高の順位である3位に上昇した。