JASRAC(日本音楽著作権協会)が1983年に創設した音楽賞。毎年、前年度にJASRACが権利者へ分配した、カラオケや音楽配信などの著作物使用料の最も多かった国内作品上位3つに、金、銀、銅賞を、同じく外国作品に外国作品賞を、また外国の著作権管理団体から最も入金の多かった国内作品に国際賞を贈り、その功績と栄誉をたたえるもの。国内作品と外国作品の区別は、その作品の権利を持つ関係権利者(作詞者、作曲者、音楽出版社)の所属団体を基準とする。2009年JASRAC賞は、08年4月から09年3月までの1年間の分配額が対象となり、今回で27回目となる。5月20日に発表された09年JASRAC賞の金賞は、SoulJaが作詞・作曲した、青山テルマfeat.SoulJaの「そばにいるね」、銀賞はテレビアニメ「創聖のアクエリオン」の同名主題歌、銅賞はGReeeeNの「キセキ」。外国作品賞は6年連続で「ZOOM ZOOM ZOOM」、国際賞は奥慶一作曲の「明日のナージャ」BGM。