競馬の重賞レース格付けに関する新表記。2007年より、日本が国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の定める「パートI国」に昇格し、国際格付け(グレード)の基準を満たすレースと、それ以外のレースを厳密に区別する必要が生じたための措置。(1)外国調教馬が出走できる国際交流競走、(2)過去3年間の平均レースレーティング(レースの格付け数値)が国際基準以上、(3)レース新設後3年以上経過、の3条件を満たしたものに「G」を用い、それ以外を「Jpn」とする。中央競馬の場合、2007年度の平地重賞121レースのうち、「G」を使えるのは有馬記念(GI)など59レース。外国調教馬が出走できない日本ダービー(東京優駿)などは、「JpnI」と表記される。なお、2006年以前にさかのぼっての表記変更は行われない。