吉本興業が企画制作する、音楽のロックフェスティバルをモチーフとしたお笑いの大規模イベント。複数のステージを用いて、数百人の芸人たちが、数日間にわたってさまざまなネタやお笑い企画を行う。ステージエリアに座席はなく、観客は基本的に立見(オールスタンディング)であり、各ステージの公演は同時進行で行われるため、観客は自分の見たい企画のステージや飲食エリアへ、その都度、移動するというシステム。ステージには、人気芸人が続々登場する「CONA-MON STAGE」や、「アメトーーク」「爆笑レッドシアター」「あらびき団」といった人気テレビ番組の企画物中心の「KAWAKI-MON STAGE」、若手芸人が出演する「AGE-MON STAGE」などがある。2007年に千葉市の幕張メッセで初めて開催され、4万5000人を動員。08年は千葉市、大阪市の2都市で開催。年々動員を増やしており、09年の大阪公演は新型インフルエンザの流行の影響で中止となったが、千葉での公演の総入場者数は6万人超を記録した。10年の公演は、幕張メッセで7月17~19日に開催される予定で、漫才など芸人のネタを3Dカメラで撮影して頭上の300インチスクリーンに映し出し、観客が3Dメガネで観覧するという3Dライブを行うほか、たむらけんじが経営する「炭火焼肉たむら」が初出店することなどが話題を集めている。