ポルトガル南西部のアルガルベ地方で1994年から毎年開催されている女子サッカーの国際大会。ポルトガルサッカー連盟の主催により、世界の強豪12カ国のナショナルチームが招待を受けて参加する。大会方式はグループリーグと順位決定戦の2段階で、強豪がそろうA組とB組、それより格下のC組に4チームずつが分かれて総当たり戦を行った後、A組1位とB組1位が対戦する決勝などの順位決定戦となる。C組1位は7位決定戦に進む。94年の大会創設当初は参加6チームだったが、2002年から12チームに拡大され、ワールドカップ、オリンピックに次ぐ主要大会として位置付けられている。最多優勝はアメリカの8回。日本代表（なでしこジャパン）は11年に初参加し、アメリカ、アイスランドに次ぐ3位に入った。12年大会は2月29日～3月7日に開催され、なでしこジャパンはノルウェー、デンマーク、アメリカとのB組リーグ戦を3戦全勝で終えて決勝へ進んだが、ドイツに敗れて2位に終わった。