アイシェードと呼ばれる目隠しをした3人のプレーヤーが1チームとなり、2チームがコートの両サイドに分かれ、鈴入りのボールを転がすように投球し、相手のゴールに入れる球技。前半12分、ハーフタイム3分、後半12分で1試合。引き分けの場合は、さらに前半3分、ハーフタイム1分、後半3分の延長戦に入り、それでも決着がつかない場合は、サッカーのPK戦に似たエクストラスローで勝敗を決める。国際パラリンピック委員会(IPC)の加盟団体である国際視覚障害者スポーツ協会(IBSA)の公認競技で、もともとは、第二次世界大戦で視覚に傷害を受けた軍人のリハビリ用に開発されたプログラム。1976年、トロント・パラリンピック大会で採用され、2000年のシドニー大会からは正式種目。04年、アテネ大会で日本女子チームが初出場し、銅メダルを獲得。3大会連続出場となったロンドン大会では、見事金メダルに輝いた。