セブンサミッターとは、地球の七つの大陸の最も標高の高い山、すなわち「セブンサミッツ」をすべて登頂した登山者を言う。セブンサミッツとは、アジア大陸のチョモランマ、別名エベレスト(8848m)、南米大陸のアコンカグア(6960m)、北米大陸のマッキンリー(6194m)、アフリカ大陸のキリマンジャロ(5895m)、欧州大陸のエルブルース(5642m)、南極大陸のビンソンマシフ(4897m)、オーストラリア大陸のコジウスコ(2230m)を指すが、近年はオーストラリア大陸とその周辺を含め、「オセアニア」として、インドネシアのカルステンツピラミッド(4884m)を挙げるケースが多い。カルステンツピラミッド、コジウスコのどちらを登っても大陸最高峰として認められている。また、欧州大陸はモンブラン(4810m)とする説もある。技術的にはチョモランマ、マッキンリー、ビンソンマシフなどが難しいと言われている。日本人では、1992年に、登山家の田部井淳子さんが女性初のセブンサミッターになったのをはじめ、2008年1月21日、南極大陸のビンソンマシフの登頂に成功して、世界最高齢(71歳)でのセブンサミッターとなった石川富康さんなど、10数人がいると言われている。なお、石川さんはカルステンツピラミッドに登頂した。