全国で一斉に発売される全国自治宝くじのうち、1979年に特別くじとして年3回発売が決められた大型宝くじのこと。5月発売、6月抽選がドリームジャンボ、7月発売、8月抽選がサマージャンボ、11月発売、12月抽選が年末ジャンボと名付けられている。ジャンボ宝くじは、開始当初から、1等前後賞合わせて3000万円の大型賞金で話題となった。賞金はその後も大型化し、89年の年末ジャンボで1等前後賞合わせて1億円の大台にのった。99年のドリームジャンボで1等2億円、前後賞5000万円、合わせて最高賞金3億円に引き上げられ、2008年に至っている。また、3ジャンボ以外にも、ジャンボの愛称を持つ宝くじとして、グリーンジャンボとオータムジャンボがある。この2つは、種類上は通常の全国自治宝くじに含まれる。2月発売、3月抽選のグリーンジャンボは、1984年に発売された緑化宝くじの愛称で、86年からこうよばれるようになった。9月発売、10月抽選のオータムジャンボは、2001年からのスタート。いずれも発売枚数が限定され、08年は、1等1億5000万円、前後賞2500万円、合わせて最高賞金は2億円となっている。ちなみに、宝くじは、当籤(せん)金付証票が正式名で、当籤金付証票法に基づく。地方財政の資金調達を目的に、発売できるのは全国都道府県と指定都市のみとなっている。当選金は非課税。1998年の改正で、1等賞金は証票金額の100万倍までと規定されている。