東京・築地に本社のある日本茶の小売卸業「うおがし銘茶」が、同社の経営する喫茶室、築地の「茶の実倶楽部」や銀座の「茶・銀座」で、2010年1月5日から始めた新メニュー。「お茶プレッソ」とは、高い圧力をかけて抽出するコーヒーのエスプレッソをお茶に応用したところから名付けられた。ペットボトルでのお茶の消費が進むなか、日本茶の専門店として、お茶本来のおいしさや気軽さをもっと広め、新しい日本茶を提案したいという考えのもと試行を繰り返して生まれた。添加物をいっさい加えずに、新品種の茶葉のみを使って、抽出を独自開発した。煎茶よりも味が濃く、抹茶よりも透明感がある濃い金色で、上質な苦さとその後に広がる甘みが味わえるとのこと。デミタスカップで供され、お茶請け付きで価格は100円。お茶プレッソ専用茶葉の販売は予定されていない。