発泡酒に、麦芽を使った蒸留酒(スピリッツ)を混合した、第3のビールの一種。2004年ごろから登場した第3のビールは、原料を大豆やえんどう豆など麦芽以外の物にしたり、あるいはスピリッツを混合することで、税率を低く抑えたビール風味のアルコール飲料。07年の5~6月に、大手ビール会社4社が次々に、麦芽を元にしたスピリッツを混合することで、ビールに近いコクを実現した新商品を発売。ビール市場の消費が活性化する夏場にかけて、熾烈な戦いが展開されるとみられ、このタイプのビールが「第4のビール」として注目を浴びている。