女子ホッケー日本代表チームの愛称。2007年4月26日、日本ホッケー協会の愛称公募に寄せられた651通493種類のうち、「日本を代表する花で親しみ愛されたい」という理由から選ばれた。女子日本代表チームは、1978年ワールドカップに初参加。92年のバルセロナからオリンピック予選に参加。資金難による苦境に何度も立たされながらも、2004年アテネ・オリンピックでは初出場で8位入賞。同年11月に恩田昌史監督を迎え、05年のオーストラリア遠征や、アジア一の強豪と言われる中国との交流試合などで力をつけていった。06年9月、スペインで開催されたワールドカップで過去最高位の5位となる。同年12月のドーハのアジア大会では銀メダルに輝き、アテネに続いて2大会連続となる北京オリンピックの出場権を獲得。ようやくスポンサーも決定し、日本ホッケー界76年ぶりのメダルを期待されている。主なメンバーに「10年に1人の逸材」と評価されるMF小野真由美、主将のFB加藤明美、ベテランのFB三浦恵子、ポイントゲッターとして活躍するFW千葉香織、MF岩尾幸美、FW森本さかえ、唯一10代のFB小櫻千奈美などがいる。