和歌山県すさみ町特産のスルメイカを真空パックにしたはがき。付属のシールにあて名やメッセージなどを記入しパックに張り付け、定形郵便物として90円切手で送る。受け取った後のスルメイカは、パックを開封して食べることができる。価格は1枚230円。発案したのは当時の郵便局長で、2000年6月より和歌山南漁協すさみ支所が生産・販売している。当初は「猫に注意」という言葉が印刷されていた。「次世代の通信メディア」「ウイルス対策不要」などのキャッチフレーズとともに町をあげてPRしていたが、09年用の年賀版は、企業からの大口予約が入ったうえ、インターネットサイトで紹介され注文が殺到。するめーる用のスルメイカは、毎年6~7月に周参見(すさみ)漁港に水揚げされたものを使用しているが、漁期が終わっているため、注文者に了解を取ったうえ、急きょ石川県小木漁協からスルメイカを仕入れて、2万枚を増産した。するめーるには、年賀版のほか、通常版と暑中見舞い版とがある。