ノルディックスキージャンプ競技の女子種目。スキージャンプでは、男子と女子でルールの違いはないが、女子の場合、国内の公式大会でラージヒル種目が行われたことはない。また、競技人口の少なさなどにより、従来、公式の国際大会で女子の参加はなかった。2009年のノルディックスキー世界選手権(2月18日~3月1日、チェコ)で、初めて女子ジャンプが正式種目に採用された。日本代表に選ばれた4人は、07年からチーム「フライングガールズ」を結成している日本女子ジャンプ界のパイオニア、山田いずみ、渡瀬あゆみの2人と、竹田歩佳、14歳と最年少ながら09年1月のSTV杯、HBC杯2連勝の伊藤有希。竹田と伊藤は世界ジュニア選手権(ジャンプは2月5~8日、スロバキア)にも出場する。