人気タレントたちが2組のチームに分かれて隠し芸を披露し、勝敗を競い合う、フジテレビ系列恒例のお正月番組。1964年に第1回が放送されて以来、毎年続けられてきた長寿の季節番組であるが、フジテレビ開局50周年にして第47回目となる2010年1月1日放送の「新春かくし芸大会FOREVER」をもって幕を閉じることとなった。当初は出演者がもともと習得しているかくし芸を披露するレベルのものであったが、年々難易度を高め、次第に大がかりな出し物が用意されていくこととなり、出演者たちによる有名作品のパロディードラマをともなって番組を盛り上げ、1980年の第17回にはシリーズ最高となる48.6%の視聴率を獲得した。最終回となる第47回は、同局の高島彩アナウンサーの進行のもと、過去46回分の放送から数々の名演やパロディードラマを振り返る内容になるという。しかし、ダイジェストに終始するだけでなく、食器が並ぶテーブルからテーブルクロスだけを引き抜くなど数々の技を披露してきた「ミスターかくし芸」こと堺正章と、ワイドショーの司会などでも活躍する中山秀征に恵俊彰という同番組おなじみの3人が手を組み、史上最大となる大技演目を行うという最大の目玉も用意されている。