正式名称は全日本大学女子駅伝対校選手権大会。仙台で開催されることから通称「杜の都駅伝」。毎年秋に催される、大学女子日本一を決める大学対校駅伝である。主催は公益社団法人日本学生陸上競技連合と読売新聞社。1983年に始まり、2005年の第23回大会から仙台で開催され、12年で第30回を迎える。コースは、仙台市陸上競技場からスタートし仙台市役所前市民広場までの6区間38.6キロ。第3区9.1キロは区間中最も距離が長い“花形区間”で、各校エースを配して激しい闘いが繰り広げられる。現在の参加資格は、(1)日本学生陸上競技連合普通会員であり、(2)前年度の大会上位6大学で参加を希望する大学、(3)関東5、関西4、東北・東海・中国四国・九州各2、北海道・北信越各1の各地区学連代表19校、(4)オープン参加の東北学連選抜チームであることで、合計26チーム。そのほか、12年は第30回記念大会として、関東・地区予選会7位だった順天堂大学と8位だった日本体育大学が特別記念枠として出場、計28チームでの開催となった。同年10月28日、第30回大会では、立命館大学が、佛教大学の追い上げを振り切り、2時間6分5秒で2年連続7度目の優勝を飾った。