表面的な顔立ちではなく、骨格や筋肉の形を踏まえて施すことで、人それぞれの本来の魅力を引き出せる、というメーク方法。東京・代官山のメークサロン「MAMEW(マミュ)」を主宰する横山恵子代表が提唱している。顔の骨や筋肉、ツボに合わせてクモの巣のようにガイド線を引き、あごのラインやほお骨の位置、まゆ毛の高さなど、左右のゆがみを見つけ、それをうまく修正するようメークするのが特徴。無理に左右対称にするのではなく、目元ならシカ(切れ長で遠心的)、ネコ(切れ長で求心的)、チワワ(丸くて遠心的)、リス(丸くて求心的)など、それぞれのタイプに合ったメークテクニックがあるという。テレビのワイドショーや女性雑誌などで取り上げられて話題になり、2009年2~3月には東京で4店舗を拡大した。メークレッスンの受講料はベーシックマスターコース(5回)で約3万円だが、厳しい就職活動に直面する女子学生対象に、1回約5000円の「就活メイクレッスン」などのコースもある。