「チョコを選べば世界が変わる。(Chocolate-Revolution!!)」を合言葉に、生産者や環境に配慮してつくられた「人と地球にやさしいチョコレート」を広める活動のこと。2006年に日本の社会人有志が立ち上げた非営利団体「team Choco-Revo(チョコレボ実行委員会)」が運営している。チョコレートの原料となるカカオの原産国である西アフリカ諸国は、劣悪な労働環境や貧困問題、さらに森林伐採による環境問題などを抱えており、それらを解決するひとつの方法として、フェアトレードやオーガニックなどの生産者や環境に配慮したチョコレートを広めるための取り組みを行っている。10年から始めた「チョコレボ ガーナプロジェクト」では、日本に輸入されるカカオの大半を生産するガーナにおいて、オーガニックカカオの種や苗木を配布したり、森林保護のための生産者育成を推進する支援活動を行っている。10年12月~11年3月31日まで開催する「いっしょにチョコレボ!キャンペーン」では、2011年のバレンタインデーに、より多くの人が「人と地球にやさしいチョコレート」を選び、持続可能な買い物に参加できるよう呼びかける。11年1月30日には、キャンペーンのメーンイベントとして「チョコレートサミット2011」が明治学院大学アートホールで開催され、カカオ生産国であるガーナやエクアドルの現状や、チョコレートの世界動向とフェアトレードに関する講演の他、国内での大学や企業の取り組みなどが紹介された。