バフット・ジョロキアは、インドのアッサム地方原産のトウガラシで、「幽霊のトウガラシ」の意味。アメリカのニューメキシコ州立大学でトウガラシの研究をしている、ポール・ボスランド教授らの調査により、2007年2月、「世界一辛いトウガラシ」として、ギネスブックの認定を受けた。また、スコヴィル単位(SHU)とは、トウガラシの辛味成分である「カプサイシン」を基準とした、辛さを表す単位のこと。ギネスブックで認定されたバフット・ジョロキアの数値は、100万1304 SHUだった。なお、激辛トウガラシとして有名なハバネロは、およそ30万SHUとされる。07年10月、東ハトがバフット・ジョロキアを使った激辛スナック菓子「大魔王ジョロキア」を発売し、話題を呼んだ。