日本が開国し、横浜港が開港した1859年(安政6年)から2009年で150周年を迎えることを記念し、横浜で開催されるテーマイベント。正式名称は、横浜開港150周年記念テーマイベント「開国・開港Y150」。横浜開国博ともいわれる。09年4月28日から9月27日まで、未来への「出航」をテーマに、みなとみらい21新港地区を中心としたメーン会場の「ベイサイドエリア」、飲食店やブティックなどが立ち並ぶ横浜駅周辺から山下・山手地区の「マザーポートエリア」、よこはま動物園ズーラシアの近隣に広がる緑豊かな「ヒルサイドエリア」の3つのエリアで、さまざまな展示やイベントが行われる。ベイサイドエリアの有料会場では、日本初登場となるフランスのアートパフォーマンス集団「ラ・マシン」による、クモをモチーフにした、可動する巨大なオブジェが登場。映画監督の岩井俊二がプロデュースし、円谷プロダクションらが制作したSFファンタジーアニメーション「BATON」の上映なども行われる。09年6月20日には横浜中華街や元町商店街などが共同で行うパレードも予定されている。(万博事務局が主催する万国博ではなく、神奈川県が監督する財団法人横浜開港150周年協会が主催するテーマイベント)