ハワイ最高のフラダンサーとミュージシャンを招いて、東京のJCBホールで2009年9月19~21日に開催されるハワイアン・イベント。08年10月に第1回が開催され、今年で2回目。独自の世界を形作ってきたハワイ伝統文化の中でも、ハワイアンミュージックとフラは世界中から愛されている。「ナ・ヒヴァヒヴァ」とはハワイ語で「選ばれた」「尊敬する」などの意味を持つ最高の形容詞。文字通り、フラ競技会の最高峰「メリー・モナーク・フェスティバル(Merrie Monarch Festival)」の入賞団体と、ハワイのグラミー賞と言われる「ナ・ホク・ハノハノ・アワーズ(Na Hoku Hanohano Awards)」の受賞者が一堂に会する豪華さが特徴である。「メリー・モナーク(陽気な王様)」とは、伝統文化の復興に力を注いだ、ハワイ王国第7代カラカウア王のことで、王の名を冠したこのフェスティバルは、1964年に始まり毎年イースターウィークにハワイ島で開催される世界最大のコンペティション。競技会は「ミス・アロハ・フラ」「カヒコ(古典フラ)」「アウアナ(現代フラ)」などに分かれ、すべてのフラダンサーとクムフラ(指導者)の目標となっている。一方「ナ・ホク・ハノハノ・アワーズ」は78年に始まった最も権威あるハワイの音楽賞で、直訳すると「素晴らしい星賞」となる。ハワイの伝統的なギター奏法「スラックキー」など26部門に分かれ、その年最も功績のあったアーティストに贈られる。