2010年11月12日から27日まで行われた第16回アジア競技大会(2010/広州)のサッカー女子で初優勝した、佐々木則夫監督率いる日本女子代表チームの愛称。なでしこジャパンは、1次リーグのグループBで、タイに大差で勝利、北朝鮮と引き分けての1位突破。準決勝ではグループAを2位で勝ち上がった地元中国と対戦し、アウェーでの大ブーイングの中、延長後半、FW(フォワード)大野忍のゴールで1-0の勝利。決勝は、3連覇を狙う強豪、北朝鮮と対戦。同チームの猛攻をGK(ゴールキーパー)山郷のぞみのスーパーセーブなどでしのぎ、後半28分に、長く代表を引っ張ってきたエースのMF(ミッドフィールダー)澤穂希に代わり、今大会から主将となった25歳のMF、宮間あやが放った正確な右CK(コーナーキック)を、身長162センチと小柄なDF(ディフェンダー)岩清水梓が頭で決めて先制。1-0で競り勝った。アジア競技大会のサッカーで、男女を通じて初の金メダルを獲得し、前回大会の決勝で敗れた北朝鮮にリベンジを果たした形となった。