若い女性の肌ケア意識の喚起を狙って、化粧品製造販売のファンケルと玩具大手バンダイが共同開発した美肌サポート型携帯水分チェッカー。2009年11月30日発売。ファンケルの監修に基づいた肌などに関する10の質問に答えた後、先端にあるセンサーを肌に押し当てて水分量を測定すると、オリジナルの査定値「肌値(はだね)」が算出される。その肌値に応じた細かなアドバイスが液晶画面に表示されるほか、肌値を90日間保存することで「肌値チャート」というグラフ推移が確認できたり、友人同士がゲーム感覚で“美肌対決”もできるというもの。肌値は1000~1000万の範囲で表示される。同品は10~20代の若い女性層を取り込みたいファンケルと、大人の女性向けの商品を売り出したいバンダイの方向性が一致し、両社がノウハウを持ち寄って開発された。長さ約9cmで、丸長のスティック状。持ち運びやすさを重視して標準サイズ携帯端末より一回り小さいコンパクトタイプ。デザイン開発にはフェリス女学院大学の学生も参加したとのこと。価格は税込みで3570円。