山口県萩市の再生に取り組む若者たちによる「萩・維新塾」の主催で、歴史大好き女子「歴女(れきじょ)」が初めて幕末・維新の聖地・萩に集(つど)う女子会。市内の松陰神社や萩博物館、松下村塾などを会場に、1泊2日のスケジュールで2013年2月23~24日に開催。参加資格は「幕末時代及び幕末に実在した人物を愛している女性」で佐幕派、倒幕派は問わない。募集人数は30人程度で、参加料は5000円(夕・昼食代、萩博物館並びに文化施設の入館料含む。宿泊代別途・朝食付き2700円)。スケジュールは、この日のために特別公開される「有備館(旧藩校明倫館剣槍道場)」を会場にしたオリエンテーションに始まり、萩城下町散策や、「幕末史概論」「古文書講座・晋作の手紙を読もう!」「吉田松陰」などの講義、萩博物館でのワークショップなど盛りだくさん。また、1日目の夜には、宿泊施設「萩セミナーハウス」でレセプションが開かれ、全国の歴女たちが交流。さらに2日目の日程終了後には参加者の報告会を開き、大好きな幕末志士や、同サミットを通じて改めて感じた歴史の素晴らしさ、萩の魅力などを熱く語ってもらう。「萩・維新塾」は、市の呼びかけで市内在住または市内に通勤・通学する18~40歳の若者(高校生は除く)が、互いに学び合い、教え合いながらまちづくりに参加していく試みとして、07年に発足。セミナーや座談会、ワークショップ、体験学習などのほか、塾生の企画によるイベントも多数手掛けている。