文部科学省のホームページに2009年12月21日に開設された、宇宙開発プロジェクトを体験できる子ども向け教育ゲーム。同年5月に公開され人気を集めた「深海ワンダー」、同年7月に開設された「南極ワンダー」に続く第3弾で、舞台は20XX年の種子島宇宙センター。ロケット打ち上げプロジェクトに参加したユーザーは、ロケットに搭載する人工知能「サテラ」と出合い、打ち上げまでの100日間、サポートすることを依頼される。ユーザーは、スピードや角度をコントロールして衛星を軌道に乗せるシミュレーターや、ロケットの燃料部分を切り離す高度やタイミングを図るシミュレーターなどに挑戦。ロケット打ち上げ後には、サテラを助けて、襲い来る隕石(いんせき)をロケットを操縦して避けるミッションも発生する。ミッションクリア後には、成績などが記されたリポートが発行され、友だちにメールで送って見せ合うことも可能。ゲームで遊びながら、ロケット打ち上げの仕組みや技術を知り、子どもたちに宇宙開発を身近に感じてもらうことが狙い。ゲーム本編以外にも、若田光一宇宙飛行士のインタビューが見られるコンテンツや、宇宙から見た地球が見られるコンテンツも備えており、大人でも楽しめる内容となっている。