サッカーのJリーグのクラブ。大分県が2002年のワールドカップ開催候補地になったことから、1994年に大分トリニティとして発足。96年に日本フットボールリーグ(JFL)に昇格。99年大分トリニータと改称、J2昇格。トリニータとは、クラブ運営の3本柱である県民、企業、行政を表す三位一体(トリニティ)に「オオイタ」を加えた造語。2003年J1昇格。リーグ戦の年間成績は06年の8位が最高。本拠地は大分市の九州石油ドーム。マスコットは一歩一歩確実に前に進む亀がモチーフとなった「ニータン」。08年11月1日、東京の国立競技場で行われたヤマザキナビスコカップで、清水エスパルスを2-0で下し初優勝。Jリーグ発足以来、九州のクラブが国内主要タイトルを獲得したのはこれが初めて。決勝の最優秀選手(MVP)には大分のFW高松大樹が選ばれた。シャムスカ監督は、J1残留争いの常連だったチームを率いて就任4年目で同カップを獲得した。