美内すずえの人気少女漫画「ガラスの仮面」の中で、主人公の北島マヤが所属し、マヤの才能を発掘した往年の名女優、月影千草が主宰する劇団。2007年7月7日からの、世田谷文学館「美内すずえと『ガラスの仮面』展」の開催に併せて、作中劇の上演が計画され、期間限定の「劇団つきかげ」劇団員が募集された。オーディションは7月14日。プロ、アマ、年齢を問わないが、同月24日から始まる舞台稽古(けいこ)に参加することが条件。出演料などは支払われない。演目は作中劇の「石の微笑」「女海賊ビアンカ」などで、8月11、18、25日に上演される。「ガラスの仮面」は、女優を目指す対照的な少女2人が、互いをライバルとして、さまざまな困難を乗り越え成長していく物語で、1976年漫画雑誌「花とゆめ」に発表されてから、今もなお連載が続く名作。アニメやドラマにもなったほか、2006年には国立能楽堂で新作能として上演された。