島根県立しまね海洋館アクアス(浜田市久代町)の3頭のシロイルカ(アーリャ、ケーリャ、ナスチャ)によるパフォーマンス。インストラクターが与えた空気を口にため、吐いた泡で輪を作る。シロイルカが遊びで泡の輪を作ったのを見た、トレーナーの前原菜穂さんが、2005年の夏ごろから、アーリャで訓練を開始。きれいな輪を作るため、空気の量や吐くときの角度などを試行錯誤して、同年12月から新しいパフォーマンス「バブルリング」として公開、大好評を博した。「幸運に出合った」という来館者の声が寄せられたため、「幸せのバブルリング」と改称した。前原さんは、06年11月にハワイで開催された、国際海洋ほ乳類トレーナー協会(IMATA)の国際会議で、その成果を発表。3部門で入賞という、日本人初入賞、IMATA初の3部門同時入賞の快挙を達成した。07年7月には、3頭そろってのバブルリングが開始。07年1月に特許庁に商標登録を出願、9月28日付で第41類(教育・訓練・娯楽・スポーツおよび文化活動分野)で商標登録を取得した。07年秋には、テレビCMにも出演した。