おもちゃの湯飲みや茶わんが乗ったちゃぶ台をひっくり返し、その飛距離や飛び方の芸術性、参加者の衣装やひっくり返すときの発言などを、総合的に採点して順位を決める競技大会。岩手県矢巾町で産直の野菜を販売する「産直やはば百笑倶楽部」主催で、2008年6月28日に第2回大会が開催された。参加者は、男性は「お父さんやめてぇー」、女性は「お母さんやめてぇー」の叫び声を合図に、あぐらをかいた状態から、競技用公式ちゃぶ台(たて30cm、横40cm、高さ22cmの四角形)を、思い思いのパフォーマンス、発言とともにひっくり返す。今次の大会には5歳から58歳までの男女18人が参加し、法被に鉢巻き姿で「ガソリン代が高い」と叫んだり、単身赴任の夫に「あんた早く帰ってきて」と叫んだりしながら、ちゃぶ台返しの技を披露。優勝したのは、競泳用水着を着て「北京オリンピックに出たい」と叫び、最長の飛距離5.87mを記録した岩手大学4年生で、前年に続く世界チャンピオン連覇となった。