南アフリカ共和国で開催される、国際自動車連盟(FIA)公認のソーラーカーのレース。舗装された公道をコースに使い、約4175kmを11日間かけて走る。ただし、レースのための交通規制はなく、一般車に交じり、法定速度、道路標識、信号などを守って競争しなければならない。走行可能時間も午前8時~午後5時と規定され、ドライバー、ナビゲーター、メカニックら出場者は、宿を手配したり、野営を行いながら完走をめざす。2008年大会は9月28日~10月8日に開催。ハウテン州都ヨハネスブルクをスタート地に、キンバリー、ケープタウン、ポートエリザベス、ダーバンを経て、首都プレトリアまで走行するコースが設けられた。南アフリカ共和国やインドなどから6チームが参戦したが、そのうち日本から自作ソーラーカーFALCONで出場した東海大学のチームがアドベンチャークラスで優勝し、総合優勝を果たした。同チームには、東海大学のOBで、ラリードライバーの篠塚建次郎もサポートメンバーとして協力していた。