千葉県柏市をホームタウンとするプロサッカークラブ。2011年12月3日、Jリーグディビジョン1(J1)最終節で浦和レッズを3対1と下し、初優勝。チームの前身は、1940年創部の日立製作所サッカー部。92年に「日立FC柏レイソル」となり、95年にJリーグ(現在のJ1)へ昇格した。99年には西野朗監督のもとヤマザキナビスコ・カップで初タイトルを獲得、同年と翌2000年にはリーグ戦でも優勝争いをした一方、05年と09年には下位に沈み下部リーグのJ2に降格している。10年、現在のネルシーニョ監督に率いられJ2を優勝してJ1へ復帰すると、11年は開幕から首位を走り、23 勝3分8敗の勝ち点72で堂々の“連続優勝”を果たした。昇格初年度の優勝はリーグ史上初の快挙。2011Jリーグアウォーズでは、エースのブラジル人MF(ミッドフィルダー)レアンドロ・ドミンゲスがMVPに、U-22日本代表の酒井宏樹が新人王に輝いた。また、直後に行われたFIFAクラブワールドカップでは、開催国枠での出場ながら、オセアニア王者のオークランド・シティーFC、北中米カリブ海王者のCFモンテレイを破り、総合4位の好成績を残した。チーム名は、スペイン語の「REY(王)」と「SOL(太陽)」を合わせた造語で「太陽王」の意味。クラブカラーはイエロー、マスコットキャラクターは「レイくん」。ホームスタジアムはサッカー専用の日立柏サッカー場(通称、日立台)。