青森県産(陸奥湾)の2年物の天然マナマコを乾燥させて、ラメ入り塗料で着色した携帯電話用ストラップ。においはなく、水につけても元には戻らず食べることはできない。天然物であるので大きさや形はすべて違う。約2~4センチ。価格は税込み1000円で、金と黒の2種類がある。青森市や漁業団体などでつくる「あおもりナマコブランド化協議会」が、県産ナマコのPRのため商品化。本物のナマコという珍しさと、グロテスクで気持ち悪いけれど、どこかかわいいという「キモかわいい」見た目が受けて人気沸騰。2009年7月13日から県観光物産館などで販売した初回生産分500個は約10日間で完売し、8月上旬の1000個もすぐに完売。テレビ・新聞・ラジオなどで紹介されたことで問い合わせが相次ぎ、入荷待ち状態が続いている。天然の青森産ナマコを使っているので大量生産できないのが難点。製造元では、9月11日発売の200個を最後に、現在販売中の08年に採れた乾燥ナマコの在庫がすべてなくなったという。今後は「なまこ文鎮」や「なまこはし置き」などの関連商品を開発し、ナマコブームを作りたいと考えているとのこと。