「やきとりの街」を自認する室蘭、美唄、福島、東松山、今治、長門、久留米の7都市の業界団体などが設立した「全国やきとり連絡協議会」の企画で、全国の「名物やきとり」が一堂に会する「やきとりの祭典」。「焼き鳥」と書かないのは鶏だけではないから。2007年9月29~30日、「第1回やきとリンピックIN福島」がJRA福島競馬場で開催され、2日間で約4万人が来場した。上記7都市の名店に加え、県下10店と米沢、東京、沖縄の計20店が参加。伊達鶏、会津地鶏などの正統派もあるが、豚肉にマスタードの室蘭、同じく豚肉に辛みそダレの東松山、鉄板で焼く今治、馬肉もある久留米など、個性豊かな「ご当地やきとり」がその味を競った。人気1位に輝いたのは室蘭の「一平」で、2日間に約8000本を焼き上げた。08年は、白鳥大橋開通10周年を記念して、その室蘭で行われる。