1999年に始まった名古屋の夏を締めくくる壮大なイベント。40~150人編成のチームが、オリジナリティーあふれる衣装と、民謡をアレンジした音楽と踊りでパレードする。2008年は8月29~31日の3日間に、国内外から207チーム2万3000人が参加。愛知県内24の会場に、140万人以上の観客を集めた。1996年、北海道の「第5回YOSAKOIソーラン祭り」に参加した名古屋学生チームが、「名古屋にも踊りで感動を伝えられる祭りをつくりたい!」と熱望。各地の祭りに参加しながら徐々に体制を整え、99年8月20~22日、26チーム1500人で「第1回にっぽんど真ん中祭り」の開催にこぎつけた。以後10年で参加者は10倍以上、観客も5倍以上に成長した。踊りはコンテスト形式で、「パレード審査」の上位12チームと、前年の上位13チームが競う「ファイナルシード決定戦」で勝ち残った1チームが、最終日の「ファイナルコンテスト」で大賞を争う。2008年は、「鳴海商工会 猩々(しょうじょう)」(名古屋市緑区)が大賞に輝いた。