アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで2008年11月4日にオープンした世界最大規模のショッピングモール。敷地面積は約111万平方m。朝10時~夜12時まで営業。4日にオープンしたのは約600店舗で、最終的には約1200店舗となる。ほかにも、オリンピック規格のスケートリンクや世界最大のアクリル水槽をもつ水族館、ゴールドスーク(金市場)、約250室のホテル、22スクリーンをもつ映画館、キッザニア(子ども向けの職業体験施設)、約160の飲食店などを備えた、ショッピングとレジャーリゾートの巨大融合施設となる。今後、ブルーミングデールズやギャラリー・ラファイエットなどの高級デパートも出店予定。ドバイモールは、世界一の高さをめざして建設中の超高層ビル「ブルジュ・ドバイ」を含めた開発計画の一部であり、すべてが完成すればドバイ観光の中心になるといわれており、年間来場者数約3000万人を見込んでいるという。フリーポート(商品に税金のかからない自由貿易港)のドバイは、外国製品の関税が最大5%と極端に低く、消費税、贅沢品税もなく、高級品を安く買うことができるのが魅力となり、ショッピング目当ての観光客が多く訪れている。