東北地方の県庁所在地6都市の祭りを集め、2011年7月16、17日に宮城県仙台市で開催されるイベント。青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、仙台七夕まつり、福島わらじまつりが一堂に会す。ロゴマークには東北6県の団結を象徴する六つの巴(ともえ)を採用した。東北地方は東日本大震災の被害はもとより、自粛ムードによる観光客の減少や、東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染の風評被害など、さまざまな困難を抱えている。これらを乗り越え、東北全体の連携と交流の回復、地域経済の再生を目指すうえでも、夏の観光シーズンを前に、東北を代表する祭りの競演を全国に発信したいとしている。東北六魂祭では、6市の祭りのパレードとステージイベント、東北各地の物産展と本祭りのPRブースの出展を実施。各市の祭りの迫力と魅力を感じてもらい、本祭りに多くの観光客が訪れてくれることを期待している。