書店員を中心とし、会社員や主婦など、各界のマンガ好きの読み手が集まって選ぶ賞。主催は、マンガ大賞実行委員会。対象は2007年1年間に刊行されたコミックス単行本で、最大8巻までのもの。実行委員会が各界のマンガ好き(マンガ家、編集者を除く)に交渉、76人の有志が参加して、第1回の選考が行われ、08年3月28日に石塚真一の「岳」(小学館)が大賞を受賞した。なお、大賞以外にノミネートされていた11作品は、「作品名」(作者)の順で以下の通り。「よつばと!」(あずまきよひこ)、「フラワー・オブ・ライフ」(よしながふみ)、「海街diary1 蝉時雨のやむ頃」(吉田秋生)、「君に届け」(椎名軽穂)、「大奥」(よしながふみ)、「皇国の守護者」(佐藤大輔、伊藤悠)、「とめはねっ!鈴里高校書道部」(河合克敏)、「もやしもん」(石川雅之)、「夏目友人帳」(緑川ゆき)、「ひまわりっ~健一レジェンド~」(東村アキコ)、「きのう何食べた?」(よしながふみ)。