2011年度から小学校の体育で導入される新しいボール運動の一つ。ドイツ生まれのニュースポーツで、高さ40~50cmのネットや縄などをはさんで、数人ずつの2チームが、ドッジボールを使って行う。ボールは直接打ち合うのではなく、こぶしや腕で床に打ち付けて、味方にパスしたり相手コートに返したりして得点を競う。チームの人数、ネットの高さ、コートのサイズなどを工夫することで、難易度を調整することができる。また、ボールをバウンドさせてプレーするため、比較的簡単にできて、運動が苦手な子どもも楽しめるという。08年3月、10年ぶりに改訂された学習指導要領(09年度以降移行期間、11年度全面実施)では、小学校体育の新しいボール運動として、ほかに、タックルのかわりに腰につけた布(フラッグ、タグ)を取り合うフラッグフットボールやタグラグビー、ボールを台(ティー)の上に置いて打つティーボールが例示に加えられた。