バレンタインデーから88日目にあたる5月13日のこと。天気のことわざである「八十八夜の別れ霜」にちなみ、恋人に別れ話を切り出すのに最適とされている日。起源ははっきりしていないが、若者の間で自然発生した和製記念日と考えられる。立春から数えて88日ごろ、急に冷え込んで霜が降りることがある。この遅霜を境に季節が夏へと移り変わることを意味することわざが「八十八夜の別れ霜」。またメイストームデーは「5月の嵐の日」と訳されるが、メイストームはもともと気象用語。4月末から5月にかけて、日本付近で猛烈に発達する低気圧によってもたらされる暴風雨や強風のことをいう。由来となったのは、1954年5月9~10日の記録的な暴風雨で、サケ・マス漁に出た400隻以上の漁船が日本海で遭難、約400人が死亡・行方不明となった。