競泳の日本代表の愛称。日本水泳連盟(日本水連)が2009年6月25日に発表した。1949年、競泳の全米選手権に出場し、第二次世界大戦後のジャパンバッシングの中、男子400m、800m、1500m自由形などさまざまな種目で世界記録を打ち立て、戦後の復興期の国民を勇気づけた古橋広之進。彼が当時、アメリカのメディアに付けられた異名「フジヤマのトビウオ」から命名された。古橋は引退後、日本大学教授、日本水連会長、国際水泳連盟(国際水連)副会長、日本オリンピック委員会(JOC)会長などを歴任。2008年にはスポーツ界で初めて、競技者としての功績が評価されての文化勲章を受章している。愛称の発表会見では、トビウオと日の丸をモチーフにしたシンボルマークも披露された。