全国の書店員が、「最も売りたい本」として選ぶ賞。対象は、2006年12月1日~07年11月30日までの1年間に発刊された日本の小説。主催は、NPO法人本屋大賞実行委員会。04年に第1回の発表が行われ、第5回目を迎えた08年は、全国から400人以上の書店員が投票に参加した。08年4月8日に、ノミネートされていた10作品の中から、伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」(新潮社)が大賞に選ばれた。なお、大賞以外にノミネートされていた作品は、「作品名」(作者)の順で以下の通り。「サクリファイス」(近藤史恵)、「有頂天家族」(森見登美彦)、「悪人」(吉田修一)、「映画篇」(金城一紀)、「八日目の蝉」(角田光代)、「赤朽葉家の伝説」(桜庭一樹)、「鹿男あをによし」(万城目学)、「私の男」(桜庭一樹)、「カシオペアの丘で」(重松清)。