2009年に還暦(60歳)を迎えるタレントの間寛平が、動力を一切使わず、人力(マラソン)と風力(ヨット)のみで地球を一周するというプロジェクト。日本テレビ開局55年企画と吉本興業創立100周年事業の一環として行われる。08年12月17日に大阪府から東へとマラソンを開始。千葉県の鴨川からヨットで太平洋を横断。再びマラソンでアメリカ大陸を走破。その後は大西洋を渡り、ヨーロッパ、アジアを走り抜いて日本海を渡り、西から大阪府に戻ってくる予定。1日50kmを走り、マラソン2万km、ヨット1万6000km、合計3万6000kmを、2年以上かけて走破するという。間はタレント活動の傍ら、約246kmの道のりを36時間以内で走破するギリシャの鉄人レーススパルタスロンを3度完走するなど、長距離ランナーとしても知られており、今回の計画のために、秘かにヨットの免許を取得していた。挑戦の模様は、衛星経由でウェブ上にアップされ、日本語と英語で世界中に配信される。また、間は2016年夏季オリンピックの招致を目指す東京都の招致大使に任命されており、09年10月には、開催都市を決定する国際オリンピック委員会(IOC)総会が行われる、デンマークのコペンハーゲンに到着し、招致活動に参加する予定。