「美文化の創造」を目指し、タレントの後藤久美子をイメージキャラクターとして、1987年に全日本国民的美少女コンテスト実行委員会が創設した、女優や歌手、モデルへの登竜門となるコンテスト。オスカープロモーションやテレビ朝日、東映、エイベックスエンタテインメントなどが後援している。コンテストでは「美少女の絶対条件」として「圧倒的な輝きを放つ美しい容姿」「豊かな知性と品位」「秘められた神秘性」「永遠の美しさを感じさせる個性」「女性としてのしなやかさ・やさしさ」の5つを掲げている。第1回グランプリ受賞者は藤谷美紀で、小田茜、佐藤藍子、林丹丹(いずれもグランプリ)や米倉涼子、上戸彩(ともに審査員特別賞)、福田沙紀(演技部門賞)など、数多くのスターを輩出してきた。12回目となった2009年8月4日の本選大会では、国内外の12歳から20歳までの応募者9万4810人の中から、宮崎県の中学1年生、工藤綾乃さんが、グランプリとモデル部門賞のダブル受賞に輝いた。1996年5月生まれ、身長165cmで趣味はジャズダンスという工藤さんには、賞金200万円のほか、東映2010年度公開作品への出演、テレビ朝日系列のドラマ出演、歌手デビュー、オスカープロモーションへの所属が決定した。