慶応義塾大学の学生らによる「My Earth プロジェクト」が企画、制作した、遊ぶことで、環境問題について学ぶことができるカードゲーム。プレーヤーは「守護プレーヤー」と「脅威プレーヤー」とに分かれ、何百種類ものカードから、30枚のカードの組み合わせ(My Earth)を作って対戦する。カードは「生物カード」「資源カード」「人間の活動カード」「環境破壊カード」など、さまざまな種類があり、それぞれに画像と、カードの能力、解説などが書き込まれている。子どもたちが、大人気のトレーディングカードゲームを楽しむことで、地球環境に関する理解が自然と深まる仕組み。2008年1月より、学校、教育機関向けの教材として、神奈川県の小学校などで試験的に導入が始まっており、朝日新聞社の創刊130周年記念キャンペーンの一環として、全国の小学校、3000校に無料配布されるほか、大日本印刷などの協力で事業化され、今後、書店などでも販売される予定。