世界的に認知されている「便利な多目的小型店舗」のことで、欧文表記「kiosk」は、あずまやを意味するトルコ語「kiushk」が語源。日本では、JR各社のスタンド型売店として「清い」「気安い」の意味を込め、鉄道弘済会時代の1973年以来「キヨスク」と表記・発音してきた。電車の発着するわずかな時間に、多彩な商品を暗算でさばく店員の技術が支えてきたが、近年はSuicaなどの先端技術に取って代わられ、「ニューデイズ」などのコンビニ化や、「駅ナカ」などの専門店化も進んで、スタンド型店舗は減少傾向が続いている。2007年4月4日、JR東日本は同年7月1日より、キヨスクから名称変更することを発表した。これは運営会社東日本キヨスクが、「JR東日本リテールネット」に社名変更することに伴うもので、当面他のJR各社では、「キヨスク」の名称は残る。