東京のJR新宿駅や日暮里駅の工事中の壁面などに、案内表示用にガムテープで大きく書かれた文字。一種のアートのような独特の味わいがあり、警備員の佐藤修悦氏が考案したオリジナルの書体であるため、その名で呼ばれている。元々は新宿駅の改修工事中に乗客の誘導を担当していた佐藤氏が無許可で制作していたものだが、JR職員の間でも分かりやすいと評判になり、公認に。ファンによって制作されたドキュメンタリーが、ユーチューブ上で人気動画となり、海外のブログで紹介されたり、新聞やテレビの情報番組でも特集されるなど、話題になっている。2007年8月に、新作の展示や、佐藤氏による実演ライブなどが行われる展示会も開かれる。