サッカーの試合で、ICチップを埋め込んだボールを使って、正確な判定を行うシステム。2007年12月7日に開幕した第4回クラブワールドカップで試験的に導入された。ボールがゴールラインを超えたかどうか議論となることが多いことから、国際サッカー連盟(FIFA)が導入を検討し、アディダス社とカイロス社が共同開発を進めてきたもの。ボールがゴールラインを割ったかどうかが自動的に判定され、主審が身に着けている装置に信号が送信される仕組み。ゴールライン上で混戦となった場合でも、正確な判定を下すことができるという。10年のワールドカップ南アフリカ大会で採用される可能性もあるとされる。